あまり、かわらない???

今日は、高級メゾンの展示を…
上野でエルメス展、
銀座でディオール展!


まずはエルメスから。


ずらっと並んだ革がまずあって、
一通り触ったり嗅いだりしてみたけど、
我が家にストックしている革と
何ら変わりはない気がしちゃって…w


職人さんが縫う、
バーキンのかぶせの手縫いを見てたら、
やってることは、
私が知ってる方法と何ら変わりはなくて。
本体と底マチが付いた状態で縫っていたけど、
手縫いの段階でいろいろ動かすからか、
横マチと縫い合わす側の切り端が伸びてたわんでるのとか、
あ、
同じなんだーって思ったw


最後の始末は表革と裏革の間で普通に縛り、
ボンドを目打ちにつけて縛り目に塗り、
木槌で叩く。
縫い目も木槌で叩くのも、
知ってるやり方。
ただ、裏地側の革をカットせずに縫ってるのとか、
ステッチングポニーに台がなくて、
巨大な棒状?だったのとかは勉強になったなー。
あれ、欲しい。


前に、
レディディオールを職人さんが縫うのを見たことがあるが、
あれは木型があったので真似できん…と
思ったのもあるが、
今回、何だか身近に感じたのは気のせいかなぁ。


しかし、撮ってる写真見たら、
バッグのディテール部ばかりだったw参考にね。


そのあと、ディオールへ。


私はニュールックと呼ばれた頃の、
あのシルエットが好き♪


丸みのあるシルエットの出し方がすごいなーと。
Barコートの組み立てを見たけど、
細かいパーツとその組み合わさっていく工程が
面白い。


あと、トワルがたくさんあったのが
楽しかったー♪
ディオールも職人さんがいました。
布帛の裁断士さんだったのかなぁ。
バッグの職人さんがいる日もあるらしい。
レディディオールかなぁ。
また見たいなー♪


高級メゾンの仕事は、
やはり伝統があって細かくて、
人の手がたくさん入っていて、
人の手でないと作れないもので、
大量生産されるものとは違う重たい匂いがする。


エルメスで見た、
古い使い込まれたバッグ達を見てたら、
途方も無い時間、
壊れずに使い続けられる仕事なんて、感動する。


私は手作業が大好き。
両親から受け継いだ血もあるけど、
根っこはデザイナーより職人。
だから、
構造や作られていく過程を見るのは
楽しいw


久々に革を触りたくなったなー♪
でも直近やらなきゃな作品は、
布!


今日はサンプル縫わなきゃ!