身近なことでも、親孝行を

用があって、先月、週末に日帰り帰省。
ついでに、父に頼みごとをしてました。


私用のバックの留め具として水牛の角を使いたくて。
穴を開けて革紐を通そうと、錐で穴を開けはじめたんだけど...手元が狂って錐を手のひらに結構なイキオイでぶっ指す事態に(笑)割りと怪我が絶えない性分で、1週間に最低1つ怪我するんで特に処置しないでも平気なのですが、久々に痛くてマジ泣きしました。


大体、1〜1.5cmくらい掘り進んだ段階で、疲れて限界。
父に電動の機械で穴があけられるものがあるかメールしてみたら、「ありますよ。」とな!!さすが大工♪


お礼に、父の好きな豚の角煮を作って持っていきました。豚の角煮は、手間がかかるので母がなかなか作らない料理。なので、私が作ると喜んで食べてくれます。
職人の父は、嫌なものは誰が何と言おうと嫌。食べたくないものは頑として食べない。昔は食べたものも、今は食べたがらないなんてものもあります。
いわゆる、わかりやすい頑固な職人気質。
なので、美味しく食べてくれるのは嬉しいんですよねー。で、「また食べたい」って言ってくれる。


今回も喜んでもらえたみたい。酔っ払って上機嫌で嬉しそうに、「ん、んまいっ!」って。食べ終わったらこたつでイビキをかきながら寝はじめて...私はこたつにもぐって、そんな父の寝顔をずっと見てました。


去年から我が家に、特に父にとってとても辛いことが続いてるのですが、こんな時間があとどれくらいあるのかなーと。時間は有限で、私と父が一緒に過ごす時間も、それほどたくさんないかもしれない。現に、父の兄弟も、父と同じ年の私の師匠も、もうこの世にいません。もう、遠い将来じゃないんだって、自覚しないといけない。
実家を離れて生活しているし、なかなか実家に帰らないので、何気ないちょっとした時間も大切にしないとですね。


その日に会った年長の従姉妹に、「最近、悲しいことばっかで集合してるけど、それ以外でもみんなで集まりたいね」って言われました。子どもの頃の懐かしい話をして。こんな時間も大事ですね。ただ、従姉妹の年を聞いて、いつの間にそんな年になったの??とドン引きしたら「エミコだってかわらないでしょ!」と怒られました...記憶が20歳くらいで止まってましたわ(笑)