作るコト。

今日は前からいろいろ出てきてる革小物ビジネスの話。

私は基本職人気質なので、ものづくりはのめり込みますが、営業はあまり得意ではありません。(自分が納得した、高額商品には営業の才野があるそうなのですが…)
自分の作品を売るのは、職人さんが商売下手なように、利益を得ることができません。

なので、営業は誰か一緒にやってくれる人がいれば…と思ってました。

今回は、私がものづくりの道に進むきっかけを与えてくれた、ずーっとお世話になっている、前職の一番最初の上司が持ち掛けてくれた話。
『この人に誘われたらまた一緒に仕事したい』と思っていた人。


販売システムを考える事も苦手な私に、ビジネス企画ごと全て提案してもらえたので、私は作る事だけに専念させてもらえる環境をいただきました。
私自身の長所短所を知っているからこそ、提案してくれたベストな位置。


昔の流れで注意される事もまだありますが、それでも対等な立場で意見が欲しいと言ってもらえたので、私も少しずつ言うようにしていきます。


企画MDは、前職の学校の卒業生。直接の知り合いではなかったのですが、企画営業の紹介で知り合い、ずーっとアパレルで仕事をしてきている人で、メンズもレディスも知り尽くした、かなりの物知り、かなりのコダワリ人。だから、出てくる話が全て興味深い。


今は私が彼らから仕事を受ける職人として、活動しています。

男性2人の中に私なので、基本はメンズ革小物。昔からメンズのオシャレには興味大なので(男性みたいにスーツを着たくて、さらしを巻いて胸をつぶそうと考えたくらい)縁があったんだなーと。
コダワリが強い二人なので、技術的な指摘を受けることも多々あります。だだ、根っこの思想は同じなので、悔しさはありますが理解できる。世の中にたった一つのカッコイイオーダー品を、長く大事に使うコト。イイモノを提供し、安くない料金を頂くので、妥協は出来ない。

1つのサンプルで、何度打ち合わせをしたことか…


どんどん進展していくと思うので、また報告します。