ファッションを仕事にする根性

最近、ちょっと箍が外れたカンジです。
先週、友人とゴハンに行き、いろいろ話し、考え方がラフになったというカンジでしょうか?


自分がいままで作ってきた沢山の制限が、自分を身動きさせなくしていたんですね。
やらなきゃ、とかいう言葉ばかりを、頭に、心に訴えていました。


やろうと思えば何だってできるんです。
そう思ったら、引っ越しもものづくり中心の生活へのシフトも、できる気が。


今はものづくり以外にも着付けやら何やら、ものづくりに生かす為の別の知識や技術も習得中ですが、今後はもっといろいろやりたいなーとも思っています。


友人には、もうちょっと少年らしさから抜け出して、女性としての自分を楽しんだら、もっと作品にいい影響が出ると言われました。
もっとね、自分を良く見せる(魅せる??)ことを楽しみなさいって。
そしたらね、自分の作品も、もっと綺麗な世界が表現できるだろうって。

絵画のような(特に日本画の、琳派とかね)世界を、バックで表現したいなーと前々から思っているのですが、何か手掛かり足がかりになるかもね。



で、表題の件。昨日は着付けの師匠とファッション談義。
なぜ、ファッション業界を志す人が、コレクションを意識しないのかって話、私は社会人になる前から思っていて、販売員になった時に、なんでこんなに安易な気持ちでファッションやろうって思う人が多いんだろうって思っていました。
なぜ、トレンドの発信であるコレクションを知らずに、トレンドを追いかけようとしていて、それをお客さんに発信しようとしているのか、根拠がわからん!!
って、コレ、私はファッションを勉強する前に思っていたコト。


イマドキの若い子、なんて現在の私が思う話ではなくて、当時イマドキだった私の同世代に対しても、イラっとしていました。
だし、販売員に憧れだけで入ってきて、すぐ辞めていくコを何人も持ってきたので、アパレルがどんだけ厳しい世界か、販売員なんて肉体労働で、入ってすぐなんて裏でストック整理が基本業務なのに、どうしてそういう仕事に耐えてまで、ファッションに関わりたいと思わないんだろう、といつも思っていました。


私なんて、持っている知識と技術では、ファッションに関わるのは販売員しかないと思って、就活必死にしたし、親にも友達にも大反対された(人見知りに接客業は無理!!とね)にも関わらず、販売員をあきらめなかった。
どうしてそういう気持ちで向き合えないのかな―と寂しく思います。


そういう子だけが今多い訳ではなくて、根性あってセンスもある子もいるけど、全体的にやっぱりファッションを甘くみている子が多いらしいです。


寂しいけど、その中から出てくる頑張る子達、頑張って欲しい。
元、ファッションクラス運営担当として、今後のファッション業界を盛り上げてくれる子を応援したいです。