作品画像UPしました。

こちら

刺繍モチーフの意味ですが、
大きな牡丹の花は、1人の女性
その周りを3本の輪廻の輪(現在・過去・未来)が廻り
その輪廻の輪を四獣(青龍→青・朱雀→赤・白虎→白・玄武→黒)を表す鳥が守る
今の世の中のさまざまな異常を表す赤い河


牡丹の花はフランス刺繍、ビーズ刺繍、スパンコール刺繍、リボン刺繍を使い、わざと花弁1枚1枚毎に手法を変えてます。
輪廻の輪は日本刺繍でも使われる手法。
四獣の鳥は、わざと抽象的にぼやけた輪郭に。
河は、日本画で使われる描き方を刺繍で。


この異常な世の中でも、綺麗な華を咲かせ、強く生きる女性(牡丹)をイメージしました。
でも、どんな人間でも一人では生きられない。
誰かの助け(四獣の鳥)があってこそ、輝ける。


一人で全部やろうと無理をして頑張っていた過去の自分があって、「一人で生きられるはずがない。周りに頼りなさい。」って言われ続けてる今があって、できた作品です。