心をゆだねる。

まぁ、ぼちぼち進んでいます。


今日は、先週の話。


友人に誘われて、いつもは聞かないジャンルのライブに行ってきました。
アンビエント系です。


別に嫌いな訳ではなく、実は聞きたいのですが、聞いてるとどうしても心地よくなって寝てしまう…
きちんと曲を聞きたいのに、寝てしまう自分が許せなくて、あまり好んで聞きませんでした。


でも、自分の直感を信じられるようになって、感覚が鋭くなってきている今なら、違う感じ方ができるんじゃないかなーと思い、行ってきました。


この方のライブ
→ モーガン・フィッシャー
(今回はこのライブが88回目ということで、=鍵盤の数なので、鍵盤楽器だけを使ったライブでした。すべて即興。)


一緒に行った友人(一度ライブに来ている)と、そのお友達(大好きで何度もライブに来ている)に、
「視覚がいらないって思えるよ。目をつぶっていた方が心地いい。」
と、事前に言われていました。


ホント。


視覚がジャマっていうのはちょっと違うんだけど、目をつぶっていた方が体に入ってくるカンジ。
そして、昔の私と違って、きちんと音楽を楽しめてる!


いやー、いい経験させていただきました。
これを機に、もうちょっと楽しんでみよう。またライブに行ってみたいと思います。



そして、別の日…
私は美術展などに行くのが好きなのですが、先日、蜷川実花さんとお母さまの宏子さんの展示に行ってきました。



蜷川実花・蜷川宏子 二人展〜写真とパッチワーク・キルト、母と娘のコラボレーション<東京展>


蜷川実花さんの写真を好きな方は多いと思いますが、私が感動したのは、お母さまの蜷川宏子さんのパッチワーク。
色使いが、みごとなんですわ。


「どの色と、どの色が合う」なんてのはあまり考えていないんじゃなかろうかと思うくらいの、大胆な色合わせ。
でも、それがすごーくしっくりきて、かわいくて、きれい。
センスなんだろうなー。
それが娘さんにも受け継がれているのが、すごくよくわかりました。


そして、よく見ると(私は展示会で、必ず遠目から見たら、できる限り近づいて見ます。そうすると、細かーーーいコダワリディテールが見えてくる)ちょっといびつだったりする。



そうだよねー、人の手で作ってるんだから、機械の様にまっすぐではない。
そのゆがみも含めて、作品だったりする。


あー、自分の感覚をもっと信じて「合う合わない」とか「まっすぐじゃない」なーんてこだわらなくていいんだなーって思いました。
細かいとこも大事なんだけど、作品全体で何を表現できているか、でしょう!一番は。
だから、もうちょっと周りと比べるんじゃなくて、自分の中に何があるか見よう。
私が持っているもの、まだ出せてないもの。


実は、友達のほうが私のそれに気づいていたりする(笑)