「クール」と「コワい」の狭間

カメラ目線で「ハイ!チーズ♪」が大の苦手。
作り笑顔ができないんですわ。
新卒で入った会社の新卒研修で、販売員なのに笑顔が作れず、私一人チームの隊長に怒られっぱなしだったり、
「店長のおすすめ」っていうポップの写真がひどくて、営業に「オマエ、写真写りなんでそんなにヤバいんだ?」って言われたり。
割といつも笑っているハズなのに、写真撮るときは必ずしかめっつら。


だから、今の平日のお仕事先で、一時Facebookに登場していたとき、
構えないナチュラルな写真や、目線を外した写真を撮影してもらうことができて
「わたし、これこれー!」
と思ったんです。


で、本題。
昨日、エンポリオアルマーニ青山店のオープニングイベントで、
モデル体験してきました。
http://elle.co.jp/fashion/brand/emporio-armani13_0415/2


ホントは、自分で作ったバックを持って、
それに合わせてコーディネートしようと思いつつ、
アルマーニならジャケット着ようぜ」
って思ってたのに。
でも、心のどこかでうすうす
アルマーニのアイテムと、私の作品、ちょっと難しいかも」
と思ってたんですわ。


案の定、ちょっと難しく。
バックのイメージに合わせると、私がさほど着たくないアイテムになり。
(そのイメージが嫌なのではなく、アルマーニだからこそ!のアイテムが着たかったのです)
同行してくれた、私のお手伝いをしてくれている友人が
「そこにこだわらず、着たいものを着て楽しんだら?」
の一言で、
「私、これ着たい!」
と、選んだのは、不思議な形のノースリーブのジャケット。
同行の友人2人の、
ま、それが一番私っぽいね、という意見も相まって、


「これ、ノースリーブで着て、あと何か小物合わせる!」


これ、実は2枚合わせで。
テーラードのノースリーブ型のものに、ワンショルダーのベストみたいなのを上から着るんです。
なんじゃ!面白い。
私の、ファッション心をくすぐるアイテム。


いろいろ制約があって、
店頭から選べるアイテムは2点で、NGなアイテムもいろいろあり。
次に。
サングラス、ハットなど合わせてみて、どれもいい感じだったのですが
サングラスなんて、けっこういい感じにカッコよかったのに。
何を思ったか、顔写りを嫌がるくせに
「せっかくだし、顔が隠れるのは...」
なんて...


ぐずぐずしていたら、
担当してくれたお姉さんが持ってきたのは、
パテントレザーのバック。
ショルダーになるのですが、それをクラッチバック風に手に持つのがいい感じ!
で、黒と、豹柄とで、友人と3人一致で即決、豹柄。


カメラマンのお兄さんに、
「カワイイとクール、どっちがいい?」
と聞かれ、即決
「クール!」
で、
「カメラの方見てね」と言われてしまい
「カメラ目線苦手で...」と言ったら、OKしてくれるかと思いきや
「頑張ろう!」って...


えーん。
カメラ見るの???


「あまり笑わないで、口角をちょっと上げるだけにして」
「カメラをちょっと睨んで。眉間にしわ寄せてもいいから」
あら、
PCに向かって仕事しているときの私の顔じゃないの?それ(笑)


恐る恐るの撮影開始。
撮影されるのは平日の仕事で慣れているかと思いきや、
カメラ目線でポージングはむりー!!


夜だったので、シャッタースピードを遅くしているからか
まばたきしてしまうと、どうしても目をつぶった写真が多くなる。
表参道を通る人は、さほどやじ馬にはならないけど
それでも数人、立ち止まって見られるし。
そのうち気にならなくなったけど、
それでもポージングはうまくできず。
カメラマンのお兄さんに少しポージングの指示をされ、
無事、撮影は終了。


で、本日、アルマーニのロゴ入りの写真が届きました。


そうですよね、にらんでるの〜(笑)
ちょっと、コワっ...
クールって、私がやるとこうなるのか?
カッコいいより、怖いぞ、自分!







2013 S/S EMPORIO ARMANI
このノースリーブジャケットを着ました。
私は、インナーに黒のベアトップ、手には豹柄のバック、黒のピンヒールサンダル。
パンツは自前のY'sの黒のワイドパンツでした。
白人モデルさん×全身キャメルだと、全然イメージ違う...