「それ、私、好きじゃないの(笑)」

GWは製作だけでなく、作品を納品しに横浜・関内まで行ったり、webの打ち合わせがあったり。

納品の件は、前職でお世話になったファッションデサイナーの先生に紹介していただき、
関内のスカーフのお店に作品置かせてもらえることになりました。
その話は、師匠のお別れ会で久々にお会いして、
その時に店置きの話をいただき。
師匠が引き合わせてくれたのかもしれないですな。
ありがとうございます。


ひとまず、前にデザインフェスタやてづくり市に出してた作品を持参。
がっつりアパレルのショップに置かせてもらうのは始めてなので、
お客さんの評価が気になるところです。
ま、まずは一歩ってところです。


その、ファッションデザイナーの先生が
「ナイショだけど、ここを1つの踏み台にして。
私もそのつもりでいろいろ経験させてもらっているし。
いずれは私、自分の作品でお店持ちたいの!
だからムラオカさんも♪」って。
以前から、かわいい人だなぁ、と思っていたその先生が、
めちゃくちゃ笑顔で自分の夢を語る姿を見て、
別に年齢も、遅い早いもなくて、夢を見ることも、
それを実現させるのも本人次第なんだな、と、実感。


その先生は年齢不詳すぎて実年齢が一切わからないのですが、
他の先生方とのやりとりや、旦那さんやお子さんの話などをを加味したら、
たぶん40代〜50代だと思うんだけど...


笑顔がステキで、人当たりもとても優しい雰囲気の方なのに、筋が1本通っていて。
そのお店のディスプレイをしながら、お店の方が差し出したスカーフに対して、
気持ちいいくらいに「それ、私、好きじゃないの」なんて
笑顔とかわいい声で言われると、こちらも笑顔で「ハイ」って言っちゃいます。
だから、「踏み台にして」なんていわれても、
なんか嫌な気も、後ろめたい感じも一切しない。
嫌な気持ちにさせないのに、自分の思い通りに人を動かすって、すごいスキルですよね。


うちの師匠は、人当たりも割と厳しく感じられる人でしたから
(ほんとはめちゃくちゃやさしいんですけどね、見た目が怖い(笑))、
同じ筋が通っていても、見た目から一切ゆるぎない感じで、
正反対ですけどね。
同じように「それ、私、好きじゃないの」って言われたら、
たぶん誰しも「ハイ」って言いますし。
でも、うちの師匠に言われたとしても嫌な気持ちしない気がするんだよな。
嫌な気持ちにさせる余地がないっていうのかな(笑)
あ、怖いのか!!


パワフルに、自分の思うとおりに生きている女性は、やっぱりステキです。
「それ、私、好きじゃないの」、を
嫌味なく言えるくらい、自分に正直に。
私も、そう生きよう!