学んだこと。

悔しい、ですね。


私のファッションの知識と経験が、うまく活かせなかった。
それで、ちょっと無謀なことをさせてしまった。


私は、ファッションにそれなりにたくさんお金をつぎ込んできたし、
無駄なこともしてきた。


でも、それは教えてくれる人がいなかったから、
自分で怪我をしながら
身に染みて覚えてきたファッションの怖さで。
それを、伝えられてなくて。
ファッションは楽しいってことしか伝えられてなくて。
私は、怪我をさせないためにアドバイスしていたはずなのに。



これから、需要があれば私のファッションの知識と経験を使って
別の仕事ができないかなーって思っていた矢先の出来事。


似合う、似合わないっていうことだけなくて、
コーディネイトの提案だけでなくて、
相手の興味を聞き出して、
私自身がいろいろ調べて勉強することが必要で、
それを怠ってしまった。


最初はその、私にとっては無謀と思える買い物に怒ってしまったけど、
後ですごーく自己嫌悪に陥った。
反省。
めちゃくちゃ悔しい。
こんなことしちゃいかんなー。



今回、改めて勉強になったことはもう1つあって。


「一生もの」っていう言葉。
そういえばファッションアイテムを買う時に口にする場合があるけど、
洋服や、バックや靴に一生ものはなくて、
布や革のアイテムは、素材がどんどん劣化していく。
メンテナンスしながら一生使えるものって、時計や宝石くらいかな。
それでも傷はつくし、部品の交換は必要だけどね。
靴やバックは、稀に世代を超えて使っている場合もあるけど
それはさほど使用されてなくて、尚且つしっかりメンテナンスができている場合だけじゃないかと。
普通しっかり使っていたものの場合、そこまで持たないはず。


だから、その時、一番似合うものを
経年劣化を楽しみながら着ていく、使っていくのがファッションで。
「いずれ似合うようになりたい」
って思って買うのも違くて
似合う時には、もう糸が劣化して縫い目がほどけてたりとか
ボロボロになってしまうかもしれない。
それなら、似合うようになった時に買うべきだ。


そういうことも伝えていくべきなんだと、学びました。



新しいことはじめようとするときには
いくら慣れた分野であっても
成功するわけではなくて、
反省するべきことがあって初めて
もっといいサービスになるんだよね。