真夜中のファッションショー

週末夜。
なぜか我が家でファッションショーが。


元々、結構ものを大事にするタイプのため、10年以上前の、販売員時代のアイテムなんかも手入れをしながらまだまだ持っているのですが。
ただ、私がいたメーカーというかブランドの服は、大手のブランド古着屋では買い取り外で。
そんなこんなで膨れ上がったファッションアイテムたちを、引き取ってくれそうなところを発見して。
買い取りしてくれるか問い合わせたら、とりあえず着払いで送ってくれと。


なので、
「いま、着たい?もう、着ない?」
の判断をするためのファッションショーが真夜中の我が家でこっそり開催されていた訳です。
もちろん、観客はいませんけどね!


今までだったら、
思い入れが強かったり、着回しがききそうなアイテム(と言いつつ、何年も着ていないもの)だったり、普段は着ないオケージョンもののワンピースやストールなんかは処分できずに持っていたのですが、
今回は思い切って着ていないものは全部
「これ、大好きだったけど、もう着ない!」と、決めて、どんどん段ボールの中へ。
あげく、「これじゃ売れないかもなー」
なーんて、糸の引っ掛かりなどを見つけたら、すべてキレイに直して段ボールの中へ(笑)


きちんと、
「今までありがとう。」
と言いながら。


私にとって、ファッションとかオシャレとかは生活の一部というか、私自身の一部で。
だから、今まで私の一部だったもの達と離れるのは、寂しいんです。
でも、この先も着てあげないなら、逆に私が持っているのは、力を発揮できずかわいそうだと思うことにしました。



そうそう、オシャレするってことは、時と場合により、私にとっては戦闘みたいなもので。
先日、とあるファッションイベントのチケットが当たったのですが、その当選メールに
「アフターパーティもありますので、オシャレして来てください」
とあったんです。


友人と
「オシャレってー?」って言っていたのですが。
仕事帰りだし、初めてのイベントなんで状況掴めないし、なので
普段着をちょっと強めにしてみて、
後は状況によって取り外しできるアクセサリーで調整しよう、と思って。


コム・デ・ギャルソンのしわ加工の黒半袖ニット×お手製の黒のマキシ丈のティアードスカート×母お手製の、白のマキシ丈のペチコートをチラ見せ。
と全身黒。
ハイ、戦闘服っぽいでしょう(笑)
よく見れば、アイテム単体ではけっこうカワイイ路線。
でも、カワイイ路線には転んでもいかない、ハード寄りの戦闘服にしてしまうんです。
こういうところが、私にとって「ファッションって楽しいっ!」って思える理由の1つ。
で、全身黒の中に、大量のアクセサリーを投入ー♪
まさに戦闘!凶器だらけ(笑)
アクセだけで相当な重量だったな...


戦闘は、簡単じゃないのよ!



*その日投入されたアクセサリー群