ミウッチャ・プラダと肩を並べる!?

先週金曜日、プラダ表参道で開催されている、
映画「華麗なるギャッツビー」の衣装展に行ってきました。
女性のドレスをプラダ
女性のジュエリーをティファニー
男性服をブルックス・ブラザーズが提供しているので
今回はその女性のドレスが展示されている会場へ。


以前も書いていますが、私は映画や舞台の衣装作りに興味があって
その分野に進むことも考えたときがありました。


実は、そんなに映画好きでもなく、
映画をたくさん見ている訳はないのですが(笑)


現実世界とは違った、空想だったり、歴史だったり、
その世界観を反映した衣装が大好きです。
別に豪華なものが好きな訳ではなく、
私が一番最初に映画衣装に興味を持ったのは、
ワダエミさんが手掛けた
「HERO」(2003年)チャン・イーモウ監督
ですから、そんなごちゃごちゃした衣装ではないんです。


でも、登場人物1人1人の個性と動きに合わせた素材とラインと色で
表現されているのが、とてつもなく鳥肌が立ってカッコよかった…
あまりに感動して、当時外苑前でやっていたワダエミさんの作品展で、
あやうく泣きそうになるくらいです(笑)


今回の作品もとてもキレイで、
私個人的には、歴史的背景を忠実に再現している衣装よりは、
歴史的背景を再現しつつ、
ちょっとデフォルメした、やりすぎ感がある衣装のほうが
好きです。
今回も、ちょっと面白い衣装や小物もあって、
ますます映画が見たくなりました。
久々ですねー。


作品を遠くから眺め、近くで凝視するのが
私の見方なのですが、
今回感じたのは、
「マネキンが着ていると、作りたくなる」
「モデルや女優さんなど、生身の人間が着ていると、着たくなる」
ということ。


展示を見ていると、どうしても私も作りたくなる。
いや、同じものを作れる気がしてくる(笑)
私は、洋服を作ることととはずいぶん離れてしまったので
服自体を作る自信はないのですが、
ビーズやスパンコールをつける作業なら、
私だって同じくらい、もしかしたらそれ以上に
できるんじゃないかって過信してしまう(笑)
プラダと同等の仕事ができるって?????
そんな大それたことは、口が裂けても言えませんが、
でも、私も、
途方もなく時間がかかりそうな、ビーズを縫い付ける作業が
とても楽しいものでもあることを知っているので
すごーくやってみたくなる!!


それとは別に、モデルさんが衣装を着ているパネルや
映画の映像を見ていたら
私も、その衣装を着て映画に登場してみたい
もしくは、タイムマシンでさかのぼって、
1920年代で、同じ生活をしてみたくなる。
きらびやかで華やかで、
それでいてとても個性的♪
私のファッション心をめちゃくちゃくすぐります。
ドレスも、帽子もバックもアクセサリーも、ステキ。


やばいな!着たい!!
そしてちょっと伏せ目がちで、
ゆっくりエレガントに動いて...とか(笑)
主人公ではなくていい。
むしろすごい端に映ってるんだけど、
さりげなく個性を主張していて
実はけっこう目を引く存在。
なーんていうのが好み。
ハイ。
空想の世界に入りすぎですね(笑)


やっぱり、映画衣装、大好きです。