絵本の世界が私の原点

何だか、最近原画展やら何やら、絵本づいてます。


レオ・レオニ展。
ちひろ美術館
などに足を運ぶ機会がありました。


小さい頃、我が家では私たちのために、「こどものとも」 「かがくのとも」という、月刊の冊子を取ってくれていました。
なので、ハードカバーではないですが、たくさんの絵本があります。
そんな環境で育ったからこそ、小さい頃から本が大好きで、
今の私の製作は、小さい頃読んだ本たちの影響が強い。


先日、絵本に関わる活動をされている方々とお話しする機会があり、
すごく興味深くて、楽しくて、クリエイティブで、ワクワクする時間を
過ごしました。


今の絵本は、売れればシリーズ化してしまうものが多いのですが、
昔の絵本は1冊1冊に個性があり学びがあった、という話。


こどものとも」の絵本はそういった本が多くて、その「こどものとも」を立ち上げた福音館書店の方のお話なんかも聞けました。
それ以外にも、その方々のおススメの絵本、絵本を通じてされている活動など、聞いているだけでワクワクするようなことがたくさんありました♪


人とは違うことを良しとすること。
個性を伸ばすこと。
不便なことを楽しむこと。
メジャーを嫌う事。
そんな信念が、そこにはありました。


今まではそういう自分が、人の波から外れている気がして
押し込めていた。
でも、それでいい、それがいいんだって言ってくれる人たちがいて、
私は、人と違うことを楽しもうって
想えるようになりました。
そこで今回の出会い。
とても勇気づけられて
「やっぱり、私はこれでいい!!」
って、心の底から思いました。


絵本からの影響。
私は、ただ単にものを作りたいのではなく
バックや、小物の上にお話を展開するように
描くモチーフには意味を込めているのですが
それって、小さい頃に読んだ
たくさんの絵本や童話があったから。


そんな私を作ってくれたたくさんの本たちと
その本たちを作り出してくれた人と
出会わせてくれた環境と


なにより
物心つく前から
絵本を読み聞かせしてくれて
本に出会わせてくれて
ここまで本好きにさせてくれた
我が母に、感謝
ですね。