無事是貴人

何年かぶり、っていうくらい
1日中体を動かした今日。
体と頭はもう寝たくて必死なのに
ある1つの感覚だけ目が覚めていて
そのため、起きていられるっていう。


いつもメンタルサポートをお願いしているチヒロさんに
ある1つの感覚を、
もうちょっと磨いてみたらいいかもねーって言われていて
そこだけ、目が覚めていて。


ちょっと感覚の話でスミマセンが
俗にいう“サードアイ”ってところです。
第三の目。
第6チャクラ。
理解力やイメージ力、洞察力、集中力、直観力、記憶力、判断力と関係をもつとも言われるみたいです。


何というか
眉間のところがぐーっと押されるというか
力が入るというか
そして、目をつぶっているのに
そのサードアイのとこから外を見ている感覚で
その外がすごくまぶしくて


いつもチヒロさんのところでしている
内観といって、自分の内側を探っていく作業をしていくと
心臓をわしわしされて、
もっと柔らかく感じろって言われているような感覚や
体中がチクチクして
自分が最近、持ちたくないなーって思っていた、
ちょっとあまり感じのよくない嫉妬という感情について
「いや、いいんだけど。人間だからその感情があっても」
って思えたり。


最近めっきり引きこもって
ネガティブなことしか考えられなくて
何も動かずに悶々と暗いことばかり考えてたことを
「まだ何も始まってないよ!」
って注意されたりしてたんですが、


それって、ホントのわたしじゃあないよね?
私は、もっと腹の底から笑っていられるはず
って思って。
「あ、そうか。まぶしいのは太陽ってことで、それを忘れるなってことね」
いろんな感情が出て泣く自分も
「いいんじゃん、泣きたいなら泣け!一通り泣いたら笑うだけだ!」


悔しいなーって思うことも
寂しいなーって思うことも
苦しいなーって思うことも
人間だっていう証拠で
「そういう感情、持ちたくない」
って思っても
「いや、私、人間だからそういう感情も、あたりまえ」
嫌がらずに素直に受けいれていいのかなって。


そしたら最後に
「私にはできない...」
って思うことも
チャレンジしてみたら
できるかもしれないって思えてきて。
「やってみなきゃ、何もわからない」


ベットの枕元に
いくつか置いてある本の中に
『禅語』
という本があって
ふとした時に
パッと開いたページの言葉が
けっこうその時の自分にぴったりの言葉だったりして
今日出会った言葉は
“無事是貴人(ぶじこれきじん)”


「なすべきことがない人が貴い。
 悟りや救いを求めてあれこれと外を探し回るのはまちがいで
 真の境地は自らの内側にある」
やることがない、というのは、ぼんやり怠けているというのではなく
外の世界にあれこれと働きかけて何かを得ようとしていない、ということだそうです。


ああ、私、外ばっかり見て
何もできない理由を外に探していた。
自分の内側、忘れていた。
限界の壁を作っていたのは自分自身で
可能性は、無限じゃない??



頭上の本たち。分野めちゃくちゃ(笑)


本文参考:「禅語」
文    石井ゆかり
発売元 パイ インターナショナル